どうも、高配当株が大好きなこあじです。
今回は私こあじが注目している中部飼料株式会社をご紹介させていただきますので、興味のある方はご覧いただければ幸いです。食品・畜産業界に深く関わりながら堅実な経営を続けている中部飼料株式会社。事業内容や財務状況等、魅力的なポイントを解説します。
注意事項
この記事は、特定の銘柄への投資を推奨するものではありません。株式投資は元本保証がありませんので、株価の変動により損失が発生するリスクがあります。そのため、投資判断はあくまで自己責任で行い、十分なリサーチをした上で慎重に決定してください。
また、本記事の内容は執筆時点の情報を基にしていますが、経済状況や企業の業績、政策変更などにより、今後の市場環境は変化する可能性があります。
本記事を参考にした投資の結果について、筆者は一切の責任を負いません。投資に関する最終的な判断は、ご自身の判断と責任において行うようお願いいたします。
中部飼料株式会社とは?予想配当利回り3.60% その他の指標は?
「証券コード:2053 中部飼料株式会社」は、主に家畜・水産用の配合飼料の製造・販売を行う企業で東京プライム市場に上場しています。時価総額は422億円です。日本の畜産・水産業を支える重要な企業の一つであり、家畜診療業務、蓄水産物の販売、有機入り配合肥料の製造販売も手掛けています。詳しくは、中部飼料株式会社のホームページをご覧ください。
最新の指標(2025年3月14日終値)は以下のとおり。

出典:株探
株価は1,389円(2025年3月14日終値)
2025年3月14日時点において、予想配当利回り3.60%、PER12.1倍、PBR0.62倍と業種別の平均と比較しても割安と私は考えます。14万円程度で購入できるところも良いですね。
PERとPBRについては、こちらの記事をご覧ください。
近年の業績、財務状況は?
中部飼料株式会社の近年の業績は以下のとおりです。

出典:IR BANK
- 売上が安定している
- 近年赤字を計上していない
この2点を読み取ることができますので、安定感のある経営をされていると思います。
やはり高配当株投資を検討するうえで、この安定感は魅力に感じます。
次は財務状況です。

出典:IR BANK
財務状況からは、純資産(左から3列目)が増加傾向にあることと自己資本比率(左から5列目)も60%以上と高い水準にあると思います。有利子負債(右から3列目)が少ないことも安心材料の一つですね。有利子負債とは、銀行融資や社債など、返済時に利息を支払う必要がある負債(銀行融資等)のことです。
配当性向は?
次は配当性向です。

出典:IR BANK
ここ最近の配当性向(左から3列目)は30%程度(2023年は除く)で推移していることから無理のない範囲で配当が支払われている点も魅力的です。配当金が増加傾向にあることも良いですね。
配当性向については、こちらの記事をご覧ください。
直近10年間のチャート図は?
2015年4月末からのチャート図になります。

出典:株探
ここ10年でみると、どちらかというと割安ではないかなぁと思います。
まとめ
中部飼料株式会社は
・売上が安定している
・配当性向も30%で推移している(増配も実施されている)
・財務健全
以上のことから、注目している銘柄の一つです。畜産業界は安定した需要があり、継続的な利益を確保しやすいことは魅力的だと感じています。ただ、国内人口は減少傾向にあり、事業の多角化によるリスク分散が今後のポイントの一つになると考えます。また、飼料価格の変動や家畜の病気など、業界特有のリスクも理解しておく必要があります。
中小株であるため市場での流動性が低く、大口の売買が難しいことも考えられます。
私こあじは、中部飼料の株を株価1,260円のときに100株購入しています。短期での売買は考えておらず、長期保有しタイミングがあれば、買い増しをしていくつもりです。
ご覧いただきありがとうございました。
コメント